研究領域1:自然環境/自然資本 持続的な生態系活用と価値化:拡張生態系に基づく自然ー社会共通資本の確立 HOME 研究領域1:自然環境/自然資本 優先テーマ :持続的な生態系活用と価値化:拡張生態系に基づく自然ー社会共通資本の確立 概要 :社会的共通資本と自然環境/自然資本の再生産を統合した概念である自然-社会共通資本に関する研究を行う。特にシネコカルチャーおよび拡張生態系に基づく食料生産・都市緑化・健康福祉の増進をグローバルに推進し、その総合的利点や強みを活かせる社会環境条件を定性的・定量的に明確化する。多面的な生態系機能やそれらの社会的価値を総合的に評価することで、拡張生態系の実装によって期待される効用のグローバルな分布を俯瞰的に可視化できるようにすることを目指す。 アクションリサーチとしては、他組織との協働により実装したプラットフォームが多様な他のSCC(文化資本・関係資本・経済資本)に及ぼす効果を検証する。特に生態系機能が人間社会に与える影響を分析・可視化することにより、指標の創出などを介して人類共通の資源を守るための合意形成に貢献する。人間活動による生態系機能の回復について、研究・実践活動とその影響の評価を行う。 領域リーダー:舩橋真俊 領域メンバー:鈴木吾大・河岡辰弥・その他(高木大資など) 『拡張生態系ーー生命から照らす人類・地球・科学の未来』について 本研究テーマに関連する、舩橋真俊特任教授の書籍が発行されます。こちらも、ぜひご参照ください。https://www.amazon.co.jp/-/en/dp/4396618514