研究成果活用とファンドレイジングの機能を持つ当本部(略称:IAC)は、社会と大学とのインターフェースとして新たな価値創出を目指しています。その一環として、昨夏開設された新交流スペース「linkhub@」にて本学教員の著書を配架するなど研究成果の紹介をしています。
さらに、今年度から「IACカフェ」と題してトークイベントを展開することになりました。 今回は、linkhub@ご利用のみなさまに学内の研究者に対する関心を高めていただくための ”研究者ナイト~白眉研究者トーク” 第2弾です。
生まれ育ったポーランドの緑豊かな町の写真でピョトル先生の研究生活の話が始まりました。コンピュータサイエンスを学ぶなか、数学の美しさに出会ってこの道に進まれました。数学者は、集中できる環境と筆記用具さえあれば、1人きりでいつでもどこででも研究できます。孤独である一方で、数学の美しさを極める研究者同士のコミュニケーションは重要で、最高峰の栄誉とされるフィールズ賞は40歳までの研究者が対象で、若いうちに複数の大学でキャリアを積むのは一般的なことです。少数派のホモトピー論研究者にフィールズ賞が授与されることを期待して研究しています。
質疑では、数学者を目指す学部生からどんな準備をすればよいか?生命科学の研究者からON/OFFの切り替えをどうしているのか?など、非常に活発な意見交換がありました。
ご参加ありがとうございました(成長戦略本部linkhub@企画担当 info_linkhub@mail2.adm.kyoto-u.ac.jp)。
内容
日時:2025年10月14日(火)18:30-19:30(開場18:00) ※現地開催のみ
主催:成長戦略本部 共催:白眉センター
演題:「空間の世界」
講師:京都大学白眉センター 特定准教授 Piotr Tadeusz PSTRAGOWSKI(ピョトル・プストラゴスキ)
会場:「linkhub@」 京都大学吉田キャンパス本部構内 国際科学イノベーション棟東館1階
参加:20名
お申し込み:https://forms.gle/K8Ay6EHrAHCJWayV7
※当日飛入り参加された方も、ご登録いただけると助かります。



講師より
みんなが中学校で教えられる「数の世界」や「幾何の世界」を越えて、数学にはもっと抽象的な「空間の世界」が隠れている。こうした空間を研究するのがホモトピー論であり、現代数学の多くの分野と深く結びついている。本講演では、ホモトピー論が「異なる数学の世界をつなぐ橋」として果たす役割と、数学者の日常について議論する。
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